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祈りの光(国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 照明計画実施)

水盤

図1 水盤

ガラス柱・ガラスウォールの発光

図2 ガラス柱・ガラスウォールの発光

水盤全体

図3 水盤全体

 原爆死没者に対して追悼の意を表し、永遠の平和を祈念する静寂な祈りの空間を、光とガラスによって作り出した作品である。追悼の場において、重要なエレメントとして位置付けられた「照明=光」が主役となって、厳粛な祈りの空間を創り上げ、強いメッセージ性を保有している。照明計画全般が十分な検討過程を経て練られ、検証された技術に裏打ちされて、無宗教で祈りの空間を構築するというデザインコンセプトを具現化している。特筆すべきは「人命の尊さ」の表現にまで「光」を昇華させ、見る人の心にまで到達させていることである。

 光の列柱とそれに続くトップライトが、従来の「あかりとり」の役割にとどまることなく、空間構成素材、とりわけ「ガラス」と「水」について新たな素材感や神秘力を発見させる「触媒」の役割を果たしている。あらためて「照明=光」がもつ可能性や奥深さを認識させ、光とガラスによる新たな照明効果、表現手法の提案がなされている。

 この技術に対して、照明学会は、2003年、栗生明氏(千葉大学)、面出薫氏(ライティングプランナーズアソシエーツ)、岩佐達雄氏(栗生総合計画事務所)、稲葉裕氏(ライティングプランナーズアソシエーツ)、芹澤光彦氏(栗生総合計画事務所)、小林泰隆氏(東邦電気工業)、戸村操一氏(三菱レーヨン)、松本修哉氏(松下電工)、若松素明氏(山田照明)に日本照明賞を贈った。

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キーワード

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館、屋内照明技術
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