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2.6/2.5ギガヘルツ帯移動体衛星通信システムの開発と実用化

 我が国の携帯電話や自動車電話のサービスエリアは、これまで都市部や主要道路を中心に展開されており、その恩恵は山間部や離島などには届きませんでした。また船舶も基地局が陸地にあるため、サービスエリアは海岸から50~100km程度しか利用できなかったのです。

 そこでサービスエリアを経済的に拡大する手段として注目されたのが衛星通信でした。この研究開発では、静止衛星N-STARを用いたSバンド(2.6/2.5ギガヘルツ)帯の国内移動体衛星通信システムの実用化を進めました。

 このシステムでは移動機の小型化を図るため、サービスエリアを複数の電波ビームで覆うマルチビーム方式を採用しました。また音声ディジタル符号化には、最も低速な毎秒5.6キロビットで動作する方式(PSI-CELP)を使っています。移動機の小型化や衛星電力の有効利用を図るための増幅器、それに情報の流れを効率的に処理するための回線制御技術などの開発に取り組んだのです。こうして1996年、国内移動体衛星通信システムが世界で初めてサービスを開始しました。



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キーワード

移動体衛星通信システム、Sバンド、携帯電話、衛星通信
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