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高性能なエコー消去方式の研究

 マルチメディア時代の音声通信サービスには、遠隔地とでも同じ室内にいるように会話できる音響環境が期待されています。しかし伝送遅延や処理遅延の大きいインターネット用デスクトップ会議システムなどでは、音声がエコーなどでひずみがちです。そこでエコーやハウリング(スピーカからの音声の混じり込み)の原因を取り除く必要がありますが、マイクロホンや話者の位置の変化などで通話品質が劣化したり、相手の声が途切れたりするという問題がありました。

 室内で生じるエコーを消去するには、スピーカからマイクロホンに至る音の伝搬経路を推定するアルゴリズム(処理手順)の性能が重要です。この研究では、音の減衰特性と音声の性質に着目し、これまでの4倍以上のスピードで経路推定ができる新しいアルゴリズムを発明しました。

 また、先方と当方が同時発声するダブルトーク時でも、直前の経路推定結果を用いてエコーを消去できるエコー制御法を開発したので、相手の声の途切れもなくなりました。これによって、いつも同一室内にいるように感じられるシームレスな音声通信環境が実現できたのです。



さらに詳しく知りたい読者は「専門向け」のページもご覧ください。


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キーワード

エコー消去方式、ハウリング、エコー、通信会議、エコーキャンセラ、応用音響、ディジタル信号処理、テレビ会議
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