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ディジタル衛星通信方式SS/TDMAの開発と実用化

インテルサットVI号衛星

図1 インテルサットVI号衛星

インテルサットVI号衛星のアンテナビーム照射領域

図2 インテルサットVI号衛星のアンテナビーム照射領域

SS/TDMA方式

図3 SS/TDMA方式

 ディジタル衛星通信方式として、時分割多元接続(TDMA)方式があります。これは、衛星に搭載されている中継器を複数の地球局で共用するために、同じ周波数の電波を時間的に分割し、各地球局に周期的に割り当てて通信を行うものです。

 衛星通信のサービス地域を複数の電波ビームで覆う場合、「マルチビーム衛星」と呼ばれますが、これにTDMAを用いるとき、割り当て時間ごとに地球局向けのスポットビームを切り替えれば、衛星を効率的に運用できます。これは“衛星スイッチTDMA”(SS/TDMA)と呼ばれ、アイデアはかなり前から提案されていましたが、この研究では早くからSS/TDMAの有用性に着目して、実用化をめざして開発に取り組みました。

 そしてスポットビームの通信需要に対して、最も効率的なスイッチ切り替えパターンを求める計算方法を世界で初めて開発しました。また、衛星搭載用マイクロ波スイッチの試作や故障診断の手法など、重要な技術課題をつぎつぎ解決し、さらに運用プランの作り方まで開発したのです。

 こうして1989年、インテルサット6号衛星にSS/TDMAの搭載が実現しました。



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キーワード

衛星通信方式、SS/TDMA方式、衛星通信
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