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ロジウム接点のリードスイッチの開発
リードスイッチの利用が広がるにつれて、スイッチの接点はより安定で、接触抵抗が低く、しかも粘りつきを起こさないものが必要になってきましたが、この条件に合うものとしてロジウム接点の実用化が進められてきました。ロジウム接点は磨耗しにくく、粘りつきも少ない半面、動作中に接触抵抗が増大するという欠点がありました。
そこでこの研究では、接触抵抗が増えてくるメカニズムを研究し、接点の表面を安定化するための表面処理法を開発しました。ロジウムをめっきしたリード片を加熱すると、酸素を吸着した薄い層がロジウム金属の表面に形成され、この吸着層は熱や機械的摩擦に対して安定な表面を作り出し、接触抵抗にも影響を与えないことが分かったのです。
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分野のカテゴリ
電子・デバイス
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キーワード
リードスイッチ、ロジウム接点、ロジウム接点リードスイッチ、機構デバイス