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ロジウム接点のリードスイッチの開発

リード片の接点断面図(a)とリードスイッチの構造(b)

図1 リード片の接点断面図(a)とリードスイッチの構造(b)

低負荷条件の動作試験における接触抵抗の推移

図2 低負荷条件の動作試験における接触抵抗の推移

10万回動作での故障リードスイッチの接点部分(550倍)(a)とX線マイクロアナライザーで検出された炭素(b)

図3 10万回動作での故障リードスイッチの接点部分(550倍)(a)とX線マイクロアナライザーで検出された炭素(b)

 リードスイッチは、主として通信分野で交換機などに使用されてきましたが、電力消費の少ない電子回路の発達によって機械部分-電子回路の間の電気信号のやりとりにも広く使われるようになってきました。リードスイッチとは、直径数mm、長さ1cm~数cmのガラス管の中に一対の磁性体リードを封入したもので、外部から磁界をかけるとリードが磁化され、接点部分にN極、S極が発生して接点が接触し、磁界を消せば接点が離れます。 

 リードスイッチの利用が広がるにつれて、スイッチの接点はより安定で、接触抵抗が低く、しかも粘りつきを起こさないものが必要になってきましたが、この条件に合うものとしてロジウム接点の実用化が進められてきました。ロジウム接点は磨耗しにくく、粘りつきも少ない半面、動作中に接触抵抗が増大するという欠点がありました。

 そこでこの研究では、接触抵抗が増えてくるメカニズムを研究し、接点の表面を安定化するための表面処理法を開発しました。ロジウムをめっきしたリード片を加熱すると、酸素を吸着した薄い層がロジウム金属の表面に形成され、この吸着層は熱や機械的摩擦に対して安定な表面を作り出し、接触抵抗にも影響を与えないことが分かったのです。



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キーワード

リードスイッチ、ロジウム接点、ロジウム接点リードスイッチ、機構デバイス
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