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600形電話機の開発と実用化

 戦後、日本独自の技術で開発された4号形電話機は、1963年まで10年余にわたって生産されてきました。しかし大規模な電話網の建設が計画され、市内ケーブルの心線を直径0.4mmから0.32mmに細くして線路施設の経費節約を図ることになりましたが、これに対応するため4号形電話機よりさらに高性能で値段の安い電話機の出現が要望されていました。

 そこで電電公社は1958年、新型電話機の開発に着手して1960年末に600形電話機を完成し、1961年に5,000台の第1次商用試験、1964年には2万台の第2次商用試験を実施して成功を収めました。

 600形電話機は、4号形電話機に比べて送話器と受話器の感度が格段に向上し、音声の明瞭度が上がって聞き取りやすくなりました。またそれまで障害の多かったダイヤル部分も長寿命になり、さらに調整なしで組み立てられるようになったのです。この電話機は諸外国のものに比べても性能が高く安定したもので、1965年末までに約300万台が製造され、加入者に対するサービスも改善されました。



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キーワード

600形電話機、4号形電話機、応用音響、音声・聴覚、機構デバイス
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