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テラビット級の高密度波長多重・長距離光伝送システムの開発と実用化

 本格的なブロードバンド時代を迎えて、けた違いに大きな情報量を効率よく、高品質で伝送する技術が求められていましたが、この研究開発によって1本の光ファイバで毎秒1テラビット(1兆ビット)級の伝送容量を達成することに成功しました。

 ここでは、1波あたり毎秒10ギガビット(100億ビット)の伝送速度をもつチャンネルを高密度に波長多重する技術が使われました。また、LAN系のサービスにも適したOTN(大容量波長多重化ネットワークを構築するための国際的取り決め)技術を採用したので、ブロードバンド時代の基幹系伝送システムとして導入が進みました。

 このシステムを実現するために、微弱な光信号を光のまま増幅するエルビウム添加光ファイバ増幅中継技術に加え、光信号が光ファイバの中を進行するにつれて増幅される分布型光増幅器であるラマン増幅器を組み合わせることが考案されました。これによってテラビット級の増幅帯域と低雑音特性を同時に実現し、毎秒80波×10ギガビット(全容量が0.8テラビット)の信号を500km伝送する光増幅中継システムの開発と実用化を完成することができたのです。



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キーワード

テラビット、WDM長距離光伝送システム、OTN、ラマン増幅、光通信システム、光伝送、非線形問題
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