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新幹線車両基地用電力供給方式の開発

不平衡補償単相き電装置のベクトル図

図3 不平衡補償単相き電装置のベクトル図

 日本における交流で電車のモータを駆動している電化区間は、単相交流方式を採用しています。一般に、電力系統の発電、送電は、電線3本を1組にした三相交流方式で行っています。単相交流方式は、このうちの2本の電線から電気を供給するものです。このため、大きな電力を単相方式で供給すると、三相側の電線間に流れる電流がアンバランスになり、その結果、電圧もアンバランスになったり、特定の電線だけ電圧が変動したりします。これを避けるため、スコット結線変圧器という特別な配線をした変圧器を用いています。

 しかし、線路の複雑な車両基地への電力供給を考えると、上の方式では限界があるため、半導体を用いた電力変換装置により、アンバランスな電線間で電力を調整できるようにし、電流をバランスさせる方式を開発しました。

 本方式は、1997年10月に開業した長野新幹線の長野車両基地で実用化されており、今後の新幹線車両基地用して適用が期待されています。



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電気・電力
(公共・交通応用)

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キーワード

単相き電、新幹線、不平衡補償装置、電気鉄道、パワーエレクトロニクス
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