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ハイビジョンMUSE受信機用LSI の開発

MUSEデコーダの外観

図1 MUSEデコーダの外観

 放送衛星1チャンネル分の帯域を使ってアナログのハイビジョン放送を行うために開発された方式が「MUSE」です。ハイビジョンの映像信号は20メガヘルツで、これが赤、緑、青の3色分ありますから、合わせて60メガヘルツになります。これを放送衛星1チャンネルの帯域8.1メガヘルツまで圧縮して伝送するのです。

 NHKは筑波科学博覧会(1985年)や放送衛星ゆり2号b(BS-2b)での伝送実験(1986年)、ソウルオリンピックでの中継実験(1989年)を経て1989年6月、ハイビジョン定時実験放送を開始しました。しかしハイビジョン放送の早期実用化と普及のためには受信機の小型化が必要とされ、MUSE受信機用のLSI(大規模集積回路)の開発が急がれました。

 そこでNHKは1986年末、国内家電・半導体メーカー各社にLSIの共同開発を呼びかけ、1987年1月から開発にかかりました。当初は東芝、日本電気、松下電器産業の3社でしたが、やがてシャープ、日立、ソニーも加わって6社で分担することとなり、25品種のLSIを約2年という短期間で作り上げたのです。



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放送
(家庭用映像機器)

関連する出来事

1986年11月
NHK技研MUSE LSI開発プロジェクト発足
1987年1月
NHK、NEC、東芝、松下電器3社WG発足
1989年5月29日
公表(新聞)、NHK技研公開等

世の中の出来事

1990
大学センター試験が始まる。
1990
東西ドイツが統一される。

Webページ

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博物館等収蔵品

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キーワード

ハイビジョンMUSEデコーダ、MUSEデコーダ用LSI、画像処理用高速論理LSI、高速・大容量画像メモリ、高速・広帯域10ビットA/D、D/Aコンバータ、ハイビジョン、VLSI設計技術、映像符号化、ディジタル信号処理
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