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人工知能用コンピュータFACOMα(富士通)

FACOM αの試作機(プロトタイプ)の外観

図1 FACOM αの試作機(プロトタイプ)の外観

FACOM αの商用化マシン

図2 FACOM αの商用化マシン

 人工知能(AI)の研究開発が世界的に盛んになったのは1980年代前半のことでした。富士通は1982年、人工知能用コンピュータ言語であるLispを高速で処理できる専用コンピュータ「α(アルファ)」(図1)を開発し、1985年に「FACOM α」(図2)として商品化しました。当時、Lisp言語の専用処理装置はそれだけで独立に動くものはあったのですが、FACOM αはミニコンや大型機につないで使えるので、実用的なAI応用システムを作ることが可能でした。

  しかしその後は、AI応用の産業システムは思ったほど伸びず、FACOM αの出荷台数も約30台にとどまり、ビジネスとしては成功しませんでした。またパソコンなどの性能向上に伴い、AI専用コンピュータの存在価値も薄れたため、FACOM αの後続モデルは開発されませんでした。



さらに詳しく知りたい読者は「専門向け」のページもご覧ください。


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キーワード

Lisp言語高速処理専用、人工知能研究、SVP(Service Processor)、人工知能と知識処理、計算機ハードウェア、計算機ソフトウェア
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