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ACOSシステム3800に関する技術

ACOSシステム3800

図1 ACOSシステム3800

ACOSシステム3800の諸元

表1 ACOSシステム3800の諸元

 日本電気は1990年7月、当時としては世界でいちばん計算速度が速い汎用コンピュータ「ACOSシステム3800(エイコス・システム・サンゼンハッピャクと読む)」を発表しました(図)。汎用とは「いろいろな用途に使える」という意味です。

 少し専門的な内容に立ち入りますと、このコンピュータは2万ゲート論理VLSI(ブイエルエスアイと読む)、バイポーラRAM(ラムと読む)、1メガビットSRAM(エスラムと読む)、4メガビットDRAM(ディーラムと読む)などのLSI技術を採用したほか、大型セラミック基板(1辺22.5cmの正方形)にVLSI(非常に集積度の高い半導体素子)を100個も並べて組み立てる高密度実装技術、さらに独自の分岐予測機構、バイパス機構などを取り入れた高度なパイプライン技術の採用などによって、ACOSシステム1500シリーズ(1985年2月発表)に比べて性能が約3倍に高められています。

 中央処理装置(CPU)が最大6台まで搭載できる「マルチプロセッサ構成」や、最大128テラバイトのデータ専用の「拡張データ空間」などが装備されていて、性能を自由に広げることができます。さらに複数のシステムが連携した「マルチプレックス構成」の信頼性を高めるために、他の複数のシステムとの間で互いにバックアップし合うことができるようにした「相互スタンバイ方式」が用意されています。またバックアップの際、拡張記憶装置を利用して素早くスムーズに計算途中にある業務の引継ぎができるようになっています。



さらに詳しく知りたい読者は「専門向け」のページもご覧ください。


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情報処理
(コンピュータハードウェア)

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キーワード

日本電気、汎用コンピュータ、パイプライン、相互スタンバイ方式、VLSI、メインフレーム、計算機ハードウェア
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