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災害に強い情報格納システムの開発と実証

 効率的な社会を実現するためには、必要な情報を必要な場所で必要な時間に参照できることが大切です。しかし東日本大震災のような大きな災害が発生した後は、災害が起きた場所で、必要な情報を参照することができなかった事例が多数報告されています。これは、インターネットなどの通信が切れたり、情報を格納する装置が壊れたためです。
 そこで、大きな災害の発生に備えて、情報をどのように守ればよいかという研究を行いました。この研究では、情報を格納する装置どうしで必要な情報を持ち合うことで、情報を守る仕組みを考えました。災害によって装置が壊れる可能性を考えて、情報を持ち合う相手の装置を選ぶことによって、守れる情報の割合を高めることができることが、研究によって分かりました。また、この研究の技術を使った装置と、それらを組み合わせたシステムの開発を行いました。開発したシステムを東北大学のキャンパスで実際に動かすことで、高い割合の情報が守れて参照できることが確認されています。この技術は、災害以外でも、長期大規模停電などへの備えとしても有効と考えられます。

 本研究の成果に対して、電気学会は、2018年、中村 隆喜(日立製作所)、亀井 仁志(日立製作所)、村岡 裕明(東北大学)に電気学術振興賞 進歩賞を贈りました。


さらに詳しく知りたい読者は「専門向け」のページもご覧ください。


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ストレージシステム、耐災害、地域分散ストレージ技術、リスクアウェア複製、マルチルートリストア
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