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中間周波帯電磁界の安全性評価技術

開発した中間周波数帯環境磁界測定センサーの外観

図1 開発した中間周波数帯環境磁界測定センサーの外観

電磁(IH)調理器周辺の磁界強度測定例

図2 電磁(IH)調理器周辺の磁界強度測定例

電磁(IH)調理器周辺磁界による数値人体モデル内誘導電流の計算例

図3 電磁(IH)調理器周辺磁界による数値人体モデル内誘導電流の計算例

 電磁界の安全性に関わる研究は、電力設備や家電製品などの商用周波帯、あるいは携帯電話などマイクロ波帯に関するものがほとんどであり、その間に位置する中間周波帯においてはほとんどなされていなかった。本業績では、中間周波帯に着目し、環境磁界測定に適した小型センサーの開発に成功し、電磁(IH)調理器からの漏えい磁界を精緻に測定することに成功した。また、測定した磁界より、磁界の発生源を推定することに成功、大規模シミュレーションに組み込むことにより、体内組織に誘導される電界を推定する技術を確立した。この技術は、今後の利用が期待される無線電力伝送システムの適合性評価における我が国の法制化にも重要な役割を果たした。また、中間周波数帯と既存の周波数帯との生物学的影響の差異を明らかにするために、独自のばく露装置を設計、精緻な生物実験を実施し、DNA、遺伝毒性などを評価、影響がないとの知見を得た。

 本研究の成果に対して、電気学会は、2016年、多氣 昌生(首都大学東京)、山崎 健一(電力中央研究所)、大久保 千代次(電気安全環境研究所)、和氣 加奈子(情報通信研究機構)に電気学術振興賞 進歩賞を贈った。


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キーワード

人体安全性、Human Safety、環境磁界測定、無線電力伝送システム
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