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名古屋市における景観照明

久屋大通地区の「あかりのエリア」

図1 久屋大通地区の「あかりのエリア」

デザイン博の白鳥会場

図2 デザイン博の白鳥会場

 「ライトアップ」といえば長い間、歴史的建造物などを一つ一つ取り上げた単体照明が一般的でした。そのような点から線へ、さらに面や空間のライトアップへ発展させようと考えたのが名古屋市です。

 そのきっかけは名古屋市が1980年ごろから取り組んだ都市景観行政で、1987年には「名古屋市都市景観基本計画」の一つとして「活気に満ちた魅力あるまち」から「夜の魅力あるまち」づくりへ、さらに「街のライトアップ」へと発展していったのです。

 例えば久屋(ルビ=ひさや)大通地区では、市役所と民間が一体となって地域全体を「あかりのエリア」にしようと工夫を重ね、都市に奥行き、深み、広がりを作り出すことに成功しました(図1参照)。

 市制100周年を記念して1989年、世界デザイン博覧会(図2参照)を開催しましたが、会場内の照明だけでなく都市景観を重視した照明計画を立てて、「デザイン都市宣言」を出しました。そして同年(平成元年)を「デザイン元年」として、都市空間のライトアップを進める道を歩き出しました。

 こうしたライトアップ計画を進めた名古屋市や世界デザイン博覧会協会、地域計画・建築研究所、世界デザイン博連合、愛知県芸術大学、松下電工、日本街路灯製造らの代表に対して1989年、照明学会は「日本照明賞」を贈りました。



さらに詳しく知りたい読者は「専門向け」のページもご覧ください。


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照明
(照明技術)

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キーワード

都市景観、景観照明、世界デザイン博、都市環境照明、ライトアップ、屋外照明技術
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