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第3世代移動体通信(W-CDMA)用の国際標準暗号の開発

 第3世代移動体通信方式の無線アクセスに、干渉や妨害に強い「W-CDMA」が採用されました。これまでの符号分割多元接続(CDMA)より帯域が広く、回線上の柔軟性やデータ転送の高速性などが注目され、テレビ電話や動画配信などで新しいアプリケーションの実現が期待されています。しかし電子商取引やインターネットバンキング(銀行)に利用するには、データやプライバシーの保護のために、より安全な暗号技術が求められていました。

 そこでこの研究開発では、最も強力な暗号の解読法でも歯が立たない「MISTY」を考案し、その実用化を進めました。MISTYは、外部からの攻撃に対して数学的にも安全性(証明可能安全性)が保証された最初の実用暗号で、ハードウェアとしても小形で高速、消費電力も少ないという利点があり、さまざま分野で広く利用されています。

 これらの特徴からMISTYは、第3世代移動体通信W-CDMAの国際標準暗号のベースとして評価され、これに基づいて国際標準暗号「KASUMI」が開発されました。



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キーワード

第3世代移動体通信、W-CDMA、国際標準暗号、MISTY、KASUMI、情報セキュリティ
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